アルファードのタイプゴールド3とは?タイプゴールド2との違いを現役ディーラーが解説

こんにちは!おうじです。

先月の27日にアルファードの特別仕様車タイプゴールド3(正式名称 S”TYPE GOLD III)が発表されました。

タイプゴールド3なので、当然1と2が今まで特別仕様車として発売されてきたのですが、今回の3は2と比較して変わったところを詳しく解説していきたいと思います。

それではいってみましょう!

目次

アルファードってどんな車?

まず特別仕様車の話をする前に、そもそもアルファードってどんな車なのか?を簡単にご紹介します。

トヨタ車には現在ミニバンと呼ばれている車種として、アルファード・ヴェルファイア(兄弟車)、ノア・ヴォクシー、シエンタ、ハイエースワゴン、グランエースと7車種ありますが、中でもこのアルファードは価格帯が高いのにも関わらず、2021年度の新車販売台数でミニバン部門で一番売れている車です。

アルファードはトヨタ車の高級ミニバンとして2002年から発売されていて、現在のモデルで3代目は2015年1月に発売されました。

2017年12月の一部改良に外観等の変更があり、今までは兄弟車であるヴェルファイアの方が人気がありましたが、アルファード人気が一気に高まりました!

アルファードの販売台数は一気に伸びて、ヴェルファイアは年々台数は減少していっている状態です。

アルファードは高級ミニバンと位置付けとして確立して、子どもいる家族の方がメインで購入されていますが、法人で送迎用の車として購入するのも増えています。

法人の送迎用といえば、以前はクラウンが多かったですが、現在は特に車の2列目でゆったり過ごせるアルファードが使いやすいとのお話を多数聞いています。

アルファード特別仕様車のタイプゴールド2と3の違いについて

今回ご紹介するタイプゴールドという特別仕様車は、Sグレード(2.5Lガソリン車、ハイブリッド車)をベースにつくられています。

タイプゴールド2と3の共通する装備

・3眼LEDヘッドランプ
・LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リア)
・LEDコーナリングランプ
・スーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付
・サイドマッドガード(メッキモール付)
・高輝度塗装18インチアルミホイール(ガソリン車のみ)
・専用フロントエンブレム(ゴールド)
・バックドアガーニッシュ(スモークメッキ)
・フロントグリル(スモークメッキと黒メタリック塗装)
・ボンネットフード・フロントバンパー・バックドアガーニッシュのスモークメッキ加飾
・スマートキー(ゴールド加飾) 等

タイプゴールド3だけの特別装備

・オプティトロンメーター(メーターリングゴールド加飾)

・シートがブランノーブIIに変更

・BSM(ブラインドスポットモニター)

車線変更時の後方をアシストです。

ドアミラーに搭載されたLEDインジケーター(オレンジ色した車のマークみたいなもの)が点灯して注意喚起します。

・パーキングサポートブレーキ(PKSB)後方接近車両

駐車場から後退する時に、自分の車の左右後方から接近してくる車をレーダーで感知して、ドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーで注意喚起してくれます。

もし衝突しそうな時は自動的にブレーキ制御を行う、衝突被害を軽減する機能です。

今までアルファードにはこのBSMとPKSBの設定をするには、メーカーオプションのナビを装着することによって、付ける事ができたオプションでした。

それが今回の特別仕様車タイプゴールド3には最初からついているので、お得なパッケージだと思います。

価格は
・2.5Lガソリン
 FF:4,306,000円、4WD:4,561,000円
・2.5Lハイブリッド
 4WD:5,154,400円

となっており、前回のタイプゴールド2と比べて、66,000円(税込)高くなっています。

これは安全装備のBSMとPKSBが追加になった分の上昇なので大幅に高くなっている訳でなく、むしろこの追加になった装備がこの値段で付けられるんだ!とお得に感じていただける値段設定になっています。

今後のアルファードについて

アルファードは今回の特別仕様車を最後に、次期型へのモデルに移行する予定となっているそうです。

本来はこの2022年に新型のアルファードが発売されるようなうわさが多かったですが、実際のところこのコロナ禍で半導体不足等による車の完成が遅れており、2023年に延期したとされています。

このタイミングで特別仕様車を出したので、最低1年は販売し続けると思います。

新型の登場は早くて2023年の夏以降だと思いますが、最近発表する新型車は価格がかなり上昇していて、安全装備が充実したりしているのでしょうがない部分はあるのですが、実際は原材料の価格が上がっているため、その分車も価格が上がっているのが実際のところだと思います。

新型のアルファードも価格はかなり上がって、超高級ミニバンになりそうなので、手が出しづらい車になるかもしれません。

まとめ

今回はアルファードの特別仕様車タイプゴールド2と3の違いについてまとめてみました。

アルファードには今回ご紹介したタイプゴールド3のようなエアロ系の外観、そしてもう1つラグジュアリー系の外観と2つの顔があります。

グレードも多くあり、選択するのに迷われるとは思いますが、今回のタイプゴールド3の特別仕様車は完成された車に仕上がっていますので、ゴールド系の加飾が問題なければ、ぜひおすすめしたいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ご訪問ありがとうございます!
当ブログの筆者、ouji(おうじ)といいます。

40代後半で、妻と子ども3人と自分の両親の7人で暮らしています。

まずは簡単に自己紹介をさせてください!

筆者はホテルや広告等の業界を経て、現在のトヨタ自動車に10年以上働いてきました。

その中で、今まで自分が経験してきた事が、何かのお役に立てればと思い、このブログを立ち上げました!

直近ではトヨタのディーラーに現役で働いていますので、車のカタログだけでは分からないことを発信して、車購入等の手助けになれば幸いです。

これからも新しい車等の情報をより分かりやすくお伝えします。

また自分の興味のあるエンタメやスポーツの情報なども書きますので、あわせてよろしくお願いいたします!

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