ハリアーは2020年6月17日に発売された、4代目のクロスオーバーSUVです。
発売から2年以上が経ち、この2022年9月26日に初めてのマイナーチェンジが行われました。
このハリアーに関しては半導体不足やコロナの影響もあり、ハイブリッド車は昨年の12月中に受注停止、ガソリン車は今年の3月に受注停止となっていました。
このマイナーチェンジ後の車の注文が始まったのが8月下旬でしたので、ハイブリッド車は注文したくてもできない状態が約9ヶ月も続いている状態でした。
またマイナーチェンジ前の車の注文を入れていたお客様も、「オーダーカット」というマイナーチェンジ後の新型に切り替えてもらわなければならない事態が発生しております。
正直なところ現場で働いているものとしては、せめてオーダーを引き受けたものについては全て生産してから、新型に切替て欲しい!新型に切り変わる事によって納期がさらに伸び、お客様にご迷惑をかける事を考えて欲しい!というのが現場の意見です。
現場は大変です。。。笑
それでは今回のマイナーチェンジでの変更や注文してからの納期について、深掘りしていきたいと思います。
マイナーチェンジの変更点 ①仕様の整理と追加
ハリアーはフルモデルチェンジ後の初めてのマイナーチェンジですが、法規対応と仕様の整理と追加、そして機能の追加及び強化が主な変更点となります。
・仕様(グレード)の整理と追加
ハリアーの仕様構成はそれぞれガソリン車・ハイブリッド車、2WD・4WDが用意されており、
Z Leather Package
Z
G Leather Package
G
S
の5つの仕様となっておりました。
今回のマイナーチェンジで「G Leather Package」が廃止となっています。
レザーシートが欲しい!という方は上位使用の「Z Leather Package」を選択しなければいけません。
因みにプラグインハイブリッド車とはハイブリッド車の一種で、その中でも外部から充電できるHVのことをいい、外部から充電する際にコンセントに“プラグを挿す(Plug-in)”ことから、このように表現されてるそうです。
このプラグインハイブリッド車はZ(4WD)の上位仕様となっており、価格は6,200,000円とかなり高額です。
Z Leather Packageのハイブリッド車(4WD)が5,148,000円ですので、約1,000,000円の違いがあります。
ただブラグインハイブリッド車は補助金がありますので、ここまでの価格差はありません。
※現在ハリアーのPHEV車の補助金額はは55万円です。
この補助金も毎年予算がある為、予算に達し次第終了するという事と、毎年車種毎に補助金額も変わるので注意が必要です。
詳しくは下記HPをご覧いただくと全対象車両の金額が分かります。
一般社団法人 次世代自動車振興センター
http://www.cev-pc.or.jp/
・ボディカラーの入替
メインカラーのホワイトパールクリスタルション(カラーコード070)
→プラチナホワイトパールマイカ(カラーコード090)への変更
この変更は最近の出てくる車はこのカラーコード070から090に変更になっているのが多いですね。
マイナーチェンジの変更点 ②商品力の強化
①次世代マルチメディア(ディスプレイオーディオ・T-connect)を搭載
・ 新機能としてセンター通信型ナビ(コネクティッドナビ)を5年間標準付帯
※DCM(全車標準装備)の通信を使い、センター内にある最新の地図や施設データをもとに最適なルートを案内
・T-connectの新オプションサービスとして「車内Wi-fi」を新規設定
☆次世代マルチメディア機能一覧☆
ディプレイオーディオ Plus (コネクティッドナビ対応) | ディスプレイオーディオ (コネクティッドナビ対応) | |
Z・Z Leather Package | G・S | |
車載ナビ機能 | 車載ナビ+コネクティッドナビ | コネクティッドナビ |
ディスプレイサイズ | 12.3インチ | G・S・・8インチ(標準) G・・12.3インチ(MOP) |
スピーカー | 9スピーカー(JBL) | 6スピーカー |
TV | ●標準 | △(オプション) |
HDMI | DMP(ディーラーオプション) | DMP(ディーラーオプション) |
AM /FMチューナー Bluetooth、USB Miracast | ●標準 | ●標準 |
DCM | ●標準 | ●標準 |
車載ナビ機能に関しては、今年1月に発売されたノア・ヴォクシー以降に今までのディスプレイオーディオから次世代のマルチメディアに変更しています。
・Toyota Safety Senseの機能拡大
・ETC2.0をG・Sグレードに標準装備
・ナノイーXをSグレードに標準装備
・おくだけ充電機能強化 充電出力を上げて充電時間を短縮
現在の納期は?
ただグレードによって納期の前後があるみたいで、ZとZ Leather Package以外は早まる可能性があるそうです。
プラグインハイブリッド(PHEV)車も生産の台数は少ないとの事で、各販売店の割り当てが少なく納期がさらにかかるかもしれません。
とにかくハリアーが欲しい方は1日でも早く注文する事をおすすめします!!
まとめ
今回はハリアーがマイナーチェンジで変更になった内容と最新の納期についてまとめてみました。
ハリアーは特にZやZ Leatherの上位のグレードの人気が高く、その分納期がG・Sグレードに比べて納期がかかっているらしいです。
うわさではありますが、もしかしたらこのZやZ Leatherグレードが受注停止になる可能性もあるような話も出てきています。
そのあたりの情報もありましたら、すぐご報告します。
とにかくハリアー欲しい方はすぐに販売店に行って契約しましょう!
今回の記事がハリアー購入にあたっての参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。